ソードの10タロットカードの意味
キーワード
最低点、殉教、犠牲精神、終わり、極端、危険
正位置
犠牲精神、破滅、希望の喪失、危険、不運、消極性、行き詰まった感情
逆位置
突然の運命の変化、転機、困難な状況の改善、恋愛の転機
カードの意味
男性が地面にうつ伏せになり、背中に10本の剣が刺さっています。そのうち1本は耳から刺さっており、その様子は目を覆うばかりです。 一目見ただけで、ソードの10が「悪いカード」であることがわかります。ソードの9が内面の苦悩の最も強い程度を示すのに対し、ソードの10の被害は主に外部からのものです。 あらゆる過度の行為がもたらす極めて深刻な悪果を示しています。このカードの絵が示すように、1本の剣で十分致命的なのに、なぜ10本も必要なのでしょうか？ ソードの10が出現した場合、当事者が生活の中で多大な被害を受けている可能性や、突然の打撃を受けた、夢が完全に破れたなどの悪い知らせを暗示している可能性があります。 多くのタロット占い師はしばしばソードの10を死や悪い知らせと関連付けますが、実際には大アルカナの死神のカードと同様に、肉体の死を象徴することはほとんどありません。 見逃せないのは、このカードにも積極的な面があることです。画面上部の黒い空に見える魚の腹のような白と黄色の光は、夜明けが近いことを暗示しており、 失敗から教訓を学び、苦痛の中で耐え、失敗の中で成長することの大切さを当事者に伝えています。大きな挫折を経験してこそ、大きな成功を収めることができるのです。
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